fawkes-robotino の設定変更(解説)
	
fawkes-robotino の設定変更の解説です.
		
			- ~/fawkes-robotino/cfg/conf.d/amcl.yaml
- map_file: - ドットで描いた地図ファイルを指定します.
 
- resolution: - その地図ファイルの1ドットの大きさを指定します.0.05 で,1ドット=5cm となります.
 
- (origin_x, origin_y, origin_theta): - 周囲の壁の原点位置を指定します.現在,(-9.5, -2.0, 0)で設定しています.
 
- free_threshold: - ドットの塊の最小単位を指定します.0.2 の場合,4×4ドット未満の塊は,ノイズとして無視します<
 
- laser_min_range: - レーザーレンジファインダーの最小測定距離を指定します.この距離より手前の数字は無視します.現在,5cm で設定しています.
 
- laser_max_range: - レーザーレンジファインダーの最大測定距離を指定します.この距離よりも遠くの数字は無視します.現在,5.0mで設定しています.
 
- (init_pose_x, init_pose_y, init_pose_a): - ロボットの初期位置と向きを指定します.現在,(4.5, 0.5, 1.57)で設定しています.
 
- map-lasergen/map_file: - レーザーレンジのデータに対して,仮想的に壁を設定するファイルです.ロボットが侵入して欲しくない部分に壁を用意します.
 
- map-lasergen/(origin_x, origin_y, origin_theta): - 仮想壁ファイルの原点位置を指定します.現在,(-0.5, -2.0, 0)で設定しています.
 
- ~/fawkes-robotino/cfg/conf.d/clips-agent.yaml
- agent: - CLIPS の実行ファイルを指定します.fawkes-robotino/src/agents/ にあります.現在は,rcll2018/btr2018 です.
 
- rcll2018/row-high, row-mid, row-low: - 探索フェーズの時に,巡る場所の順番を記述します.RCLL2017からゾーンの名前が変わったので,変更が必要です.
 
- ~/fawkes-robotino/cfg/conf.d/dynamixel.yaml
- ~/fawkes-robotino/fawkes/cfg/conf.d/dynamixel.yaml
- example/device: - dynamixel がつながっているUSB デバイス名を指定します.通常は,/dev/ttyUSB0 ですが,他のUSB機器がつながっていると番号が変わりますので,/dev/usb2ax という名前でシンボリックリンクを貼ることで,変更に対応できるように扱います.
 
- servos: - サーボを自動検知するため,[]に変更しました.
 
- autorecover_enabled: - サーボが過負荷で停止したときに,自動復帰するか否かです.現在は,true に設定しています.
 
- return_level: - 新しく追加した項目です.命令を受け取った際に返事をするか否かです.SRL_RESPOND_READ にすれば,必要時だけ応答するので素早い動作が可能になります.RT-SHOP のサンプルプログラムは,SRL_RESPOND_ALL 用になっていますので,そちらで使うときは,この項目を2に変更して下さい.
 
- ~/fawkes-robotino/cfg/conf.d/gazsim.yaml
- llsf-control/team-cyan-name, team-magenta-name: - シアンとマゼンタのチーム名を設定します.
 
- ~/fawkes-robotino/cfg/conf.d/laser-filter.yaml
- in/urg: - 北陽のURG を使うときは,ここにインターフェース名を書きます.現在は,Laser360Interface::Laser urg です.
 
- robot-1080/active: - SICK のレーザーを使うときは,この項目をtrueにします.北陽のレーザの時はfalse です.おそらくSICKのレーザだと,北陽の3倍の解像度でデータを取得できるのだと思います.
 
- sick-downsample/active: - SICK のレーザの時は,1080個のデータを360個にダウンサンプリングする必要がありますので,この項目をtrue にします.北陽のレーザの時はfalseです.
 
- sick-downsample/in/urg: - ダウンサンプリングをfalse にしているので,あまりこの項目は関係してこないと思いますが,念のためsick からurg に変更しておきます.現在の項目は,Laser360Interface::Laser urg です.
 
- ~/fawkes-robotino/cfg/conf.d/laser.yaml
- urg/active: - 北陽のURGを使うときはtrueにします.
 
- tim55x/active: - SICKのTIM55xを使うときはtrueにします.現在は,false に設定しています.
 
- ~/fawkes-robotino/cfg/conf.d/navgraph-clusters.yaml
- close-threshold: - 物体と確保する最小距離を設定します.現在は,90cm に設定しています.
 
- ~/fawkes-robotino/cfg/conf.d/navgraph-generator.yaml
- base-graph: -  移動用の点の情報を定義するファイルを指定します.現在は,navgraph-basis-2018.yaml です.
 
- ~/fawkes-robotino/cfg/conf.d/navgraph.yaml
- graph_file: - 移動用の点の情報を定義するファイルを指定します.現在は,navgraph-basis-2018.yaml です.
 
- ~/fawkes-robotino/cfg/maps/llsf-map.yaml
- image: - 地図ファイルを指定します.現在は,rcll2018-map.png を設定しています.
 
- resolution: - 地図ファイルの解像度を指定します.現在は,0.05で,1ドット5cmです.
 
- origin: - 地図ファイルの原点を指定します.現在は,[0, 1.0, 0] です.
 
- ~/fawkes-robotino/cfg/navgraph-basis.yaml
- pos: - 各指定した名前の点の座標値です.例えば,[4.3, 0.55]です.
 
- ~/fawkes-robotino/etc/scripts/gazsim.bash
- 新しいオプションとして,–team-cyan,–team-magenta,–start-game,–rviz, –mps を追加しました.
- ~/fawkes-robotino/fawkes/src/libs/protobuf_clips/communicator.cpp
- ~/fawkes-robotino/fawkes/src/plugins/clips-ros/Makefile
    - ROSを使う際のxmlrpcpp のバージョンが1.12.7 以上の時,ヘッダファイルの場所が変わっていたため,その対応フラグの追加です.
 
- ~/fawkes-robotino/fawkes/src/plugins/clips-ros/clips_ros_thread.cpp
    - 上記のフラグによって,ヘッダファイルの場所が変わるようにしました.
 
- ~/fawkes-robotino/fawkes/src/plugins/dynamixel/driver_thread.cpp
    - サーボモータを使う際に,応答のパラメータを追加しました.
 
- ~/fawkes-robotino/fawkes/src/plugins/robotino/openrobotino_com_thread.cpp
    - OpenRobotino API2 を使うときに,update_velocities() が抜けていたため,モーターが動かないという不都合を修正しました.
 
- ~/fawkes-robotino/src/libs/llsf_msgs/Makefile
    - RefBox で使っているメッセージのうち,MachineReport の依存関係を追加しました.
 
- ~/fawkes-robotino/src/plugins/agent-monitor/agent-monitor-processor.cpp
    - CLIPS の設定ファイルの読み込み部分がソース直書きでしたので,rcll2016からrcll2018 に変更しました.
 
- ~/fawkes-robotino/src/plugins/gazebo/gazsim-llsfrbcomm/gazsim_llsfrbcomm_thread.cpp
- ~/fawkes-robotino/src/plugins/gazebo/gazsim-llsfrbcomm/gazsim_llsfrbcomm_thread.h
- 自己位置推定用の設定ファイルです.
    
- CLIPSの設定ファイルです.
    
- グリッパーで使っているモーターの設定ファイルです.fawkes-robotino 直下と,fawkes の下の2箇所に設定ファイルがあるので気をつけて下さい.
    
- シミュレータgazebo を使うときの設定ファイルです.
    
- レーザーレンジファインダーのデータを加工するための設定ファイルです.
    
- レーザレンジファインダーの設定ファイルです.
    
- 移動用の設定ファイルです.
    
- 移動用の経路生成の移動点に関する設定ファイルです.
    
- 移動用の経路生成に関する設定ファイルです.
    
- 移動用の地図に関する設定ファイルです.
    
- 移動系路用の点を定義するファイルです.
    
- gazebo を起動するスクリプトファイルです.
    
- PROTOBUF を使うためのプログラムです.ログが煩わしかったので,コメントアウトしただけです.
- RefBox をシミュレートする部分のうち,パックに関する古い部分をコメントアウトしました.
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